実は、私ヘルニアなんでゴルフに行けません
私にそんな電話があったのはつい先日。
その方は、ヘルニアなのでゴルフを断ってきました。。
これは、残念ですが、無理は言えません。
でも、以前、私、ヘルニアでもゴルフに行ったことがあります。
しっかりと腰にサポーターを巻いて。
ヘルニアになったことがある人ならわかると思いますが、ヘルニアは腰が原因の病気ですが、私の場合、痛いのは、太ももからふくらはぎにかけての左足の外側だったんです。
朝起きて、夜寝るまでずっと痛いです。
じっと立っておくこともできないほどつらかったですね。
朝、通勤で車を運転するのですが、座って運転するのも足が痛くなり、途中で車を止めては、座席を後ろに倒して、体を伸ばし、ちょっと休憩です。
痛みが取れると、再び、椅子を戻して運転をするのです。
それほど痛かったんです。
病院では、「手術をしますか」と聞かれますが、多くの人に聞くと「手術はやめておいた方がいいよ」と言われるので、我慢の日々を過ごしました。
病院の先生も、「人間には、回復する力が備わっているから、そのうち必ず良くなる」という、ありがたいお言葉をいただいていましたので、ずっと我慢していました。
この痛みを一時的に和らげる薬があります。「ロキソニン」です。
このロキソニンを飲むと、30分くらいすると不思議に痛みがなくなってきます。
仕事中はロキソニンを飲んで頑張っているので、周りの人から見れば、ヘルニアってあんまり痛くないんですね・・とか、ほんとにヘルニアなんですか?・・なんて声もありました。
みんなロキソニンの効果が切れた時の痛みを知らないのです。
夜中なんか、おしっこに行くのですが、痛みと麻痺でおしっこも出ない感覚を始めてあじわいましたよ。
それでも会社に出勤し、痛いながらも頑張ていました。
そんなある日、ゴルフに誘われたのです。
ヘルニアだと言っているにもかかわらず、ロキソニンのおかげで、調子がいい時は、普通に過ごせていたからです。
そして、私もそのゴルフの誘いを断れずに、とうとうゴルフに行くことに。
ヘルニアでもゴルフができるんです。
ロキソニンをしっかりと飲んで、プレイをすると案外できるもんです。
ダフッたりすると、多少は腰に来ますが、ゴルフはできます。
しかし、ロキソニンが切れるころになると痛みはいつものようにやってくるので、切れないように、朝飲んで、昼飲んで、帰りにまた飲んで、あまりおすすめはできません。
ロキソニンをあまり飲み過ぎると他の臓器に影響が出ますよと医者からも言われていました。
できるだけ飲みたくないのですが、痛みには勝てません。
以前、ロキソニンを切らしたことがあって、その日は1日中痛みとの戦いだったことも覚えています。
そうやって私の場合、いまだ足がしびれたり、足がつったりしますが、以前のような痛みはなくなりました。しかし半年くらいは、痛みが続いていました。
ひょっとしてゴルフをしたから長引いたのでしょうか。
今でも、ふとした瞬間腰に痛みがきます。
その時は、腰から砕けるような感じになります。
あまり長時間たっていると、左足が痛くなってきたりもします。
必ずしも万全ではありません。姿勢も悪くなり、腰が少しナナメになったままの状態が、普通の姿勢になってしまいました。
これも足が痛かった時の癖で、少し体を左に傾けることで、足の痛みが治まっていたからなのです。
今は、上手にヘルニアと付き合っていますが、またいつふとしたタイミングで、痛みが戻ってくるかドキドキしながら生活をしています。
ロキソニンを持ってゴルフへ行こう!!
完治まで長引くかもしれませんが・・・