経営者(社長)の器についてお話させてください

経営者にもいろいろとあります。

私も転職を何度も繰り返し、その都度、多くの経営者を見てきました。そうした環境の中で、今働いている会社の社長の話を少しさせていただきます。

この経営者は、もともとはお菓子の専門店を自分ではじめました。順調に経営もいっていたそうです。

それから、6年がたち、そのときの創業メンバーは、一人しか残っていません。

その一人も、ここ数ヶ月のうちに辞めることになるでしょう。

何からお話すれば良いのか整理できていませんが、まずは、この最後に残った職人さんの待遇についてお話します。

彼は、もう50歳も中ごろです。

今まで、社長についてきて、「いつかは、いい目を見させてやる」という社長の言葉を信じ、この6年間他の職人が辞めても頑張ってきました。

給料も労働基準法では、明らか違反しているほど賃金は低く、それでも、社長のためにと頑張ってきました。

売り上げが悪いのも、自分のせい、人がやめたのも自分のせいと思い込み、全てを自分ひとりのせいだと思い込み、責任感からなのか、このお菓子屋をやめることができなかったのです。

この6年間の間に、給料もそんなにもらえなかった(月にもらえる給料は休みなしで一桁万円)せいで、奥さんには、逃げられるし(離婚)、子供たちも離れて暮らすようになりました。

今、残っているのは、自分の両親と借金だけといっていました。

「いつかは、いい目をみさせて」もらえるという社長の一言に期待し、ここまで付いてきたのですが、とうとう我慢しきれなくなったのです。

もう、すでに手遅れな部分は、たくさんありますが、早く辞めたほうがこの職人のためだと私は思います。

私から見れば、宗教と同じです。この社長に洗脳されているように見えました。その洗脳からとき離れたとき、ふと過去を振り返れば、なんということをしてしまったんだとい、後悔の念しかありません。

すでに、もう自分が生きていても、しょうがない。というれレベルまで来ています。

社長は、この職人が、なにも文句を言わなかったことをいいことに、ずっと飼い殺し状態を続けていたと思われてもしょうがないでしょう。

私も、こんなに身近に、こんなすごい環境があるなんて夢にも思ってもいませんでした。まるでやくざの世界です。いい時だけ「情」に訴えピンチになれば「恫喝」し相手に話すことも許さない。そんな経営者を始めてみました。

そんな経営者なので、従業員が次から次に辞めていってしまうのもわかります。

ここは「会社」ではありません。「会社」と言う名の「社長に都合の良い集団」なのです。

外から見る世界と中から見る世界では、こんなに違うんですね。

たとえ、この会社が成功し、大きくなったとしても、ちっともうれしくないですね。またこの社長に利用されるのではないかと常に疑問を持ちながら働かなくては、ならないのですから。

 

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親父の番屋

Posted by red